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2023/12/20 コラム浜松 ジュビロ磐田の2024年ユニフォームにも採用されたアレとは?

祝!ジュビロ磐田J1昇格


サッカーJリーグジュビロ磐田が、2023年明治安田生命J2リーグにて2位となりJ1昇格を決めました。

遅ればせながら、おめでとうございます!

 

ジュビロは「磐田」の地名が付いていますが、現在は遠州と呼ばれる静岡県西部(磐田市、浜松市、湖西市、袋井市、森町、掛川市、菊川市、御前崎市)をホームタウンとしています。

そのジュビロ磐田が今月、2024年の新ユニフォームを発表しました。

 

まだご覧になっていない方は、ジュビロ磐田ホームページをご覧ください(見たあと戻ってきてくださいね
2024シーズンユニフォームデザイン決定/ジュビロ磐田

 

嬉しいことに、2024年は例年以上に地元色とブランド色が強いデザインになりました。

新ユニフォームの特長は3つ。

・遠州縞

・ジャガード編み

・ギンガムチェック

 

このブログでも度々登場するキーワードが含まれていますね♪

今回は、この3つを深堀りしていきたいと思います。

 

 

遠州縞

遠州織物

ジュビロ磐田の2024年ユニフォームは遠州地域ゆかりの遠州縞をジャガード編みで表現しているそうです。

遠州縞の定義ははっきりとはしないのですが、遠州で作られた縞模様の織物を指します。

個人的な見解ですが、細く白いかすり糸が含まれたストライプのものが多く見られます。

 

遠州の繊維産業は、交易の盛んだった浜松の笠井地区で取引され「笠井縞(かさいじま)」と呼ばれたところから始まりました。

 

それまでの商圏が現在の森町から三ヶ日町付近だったものが、和服用の織物である呉服太物(ふともの)の物産商社を設立し、笠井に人・モノが集まったことにより他県にまで販路を広めることになりました。

まだ鉄道も開通していない時代、馬に荷物を載せて関東・甲州・信州、更にはその先まで進出していったそうです。

 

この頃から笠井縞という一地方の織物だったものが、取引市場の広がりから「遠州縞(えんしゅうじま)」と呼ばれるようになり、関東から東北まで名が知れ渡りました。

 

その後、トヨタ・スズキの創業者が動力織機を発明し、さらに遠州織物の評価が上昇し生産数が増え、全国三大綿織物産地の一つとして知られるまでになりました。

ガチャマン景気と呼ばれる朝鮮戦争の特需により昭和40年頃まで盛況だったのですが、昭和後期になると中国や東南アジアからの格安製品に押され、衰退の一途を辿ってしまいます。

 

しかし、非効率なシャトル織機を使用することが多い遠州織物は、ふっくらとした柔らかい風合いに仕上がることから、近年では国内での再評価とともにヨーロッパ各国でも高い評価を得はじめました。

2017年には「遠州織物」が商標登録され、日本を飛び越え世界へも販路が広がってきつつあります。

 

そんな背景から、地元の伝統と歴史を重んじたジュビロ磐田も、遠州縞をユニフォームに取り入れたのではないでしょうか。

 

 

ジャガード編み

ジャガード編みは、織りや編みで柄を作った生地のことを指します。

 

フランス人の繊維技術者ジョセフ・マリア・ジャカールさんの名前から由来している編み方です。

ジャカールさんなのでジャ「カ」ードが正しいのですが、発音のしやすさの関係からなのか、ジャ「ガ」ードの方が一般に普及しているようです。

 

我々もついつい「ジャガード」と言ってしまいますが、専門書や文献では正しく「ジャカード」となっているようですよ。

 

ジャガード編みはプリントにはない立体感と厚みがあり、奥行きのある生地に見えるのが特徴です。

ユニフォームはスポンサーロゴを後でプリントすることが多いため、この生地はあまり使われることはないように思います。

ただ、スポーツウェアに使用すると、上質で絶妙な光沢が強そうな印象を醸し出すことは間違いありません。

 

 

ギンガムチェック

ギンガムチェックは、白と他1色で構成されたシンプルなチェック柄のことを指します。

 

その歴史は、イギリスのマンチェスターで最初に生産されたとも、フランスのGuingamp(ギャンガン)で最初に生産されたとも、マレー語でストライプを意味するGenggangが由来とも言われています。諸説あるようですね。

 

この柄はカジュアルシャツやパジャマなどでよく見られ、キュートな印象を受けます。

可愛らしい印象を受けるので、戦う集団であるスポーツユニフォームに使う際は色や面積を意識して使う必要がありますので、今回のユニフォームも甘くなりすぎないように襟や袖など限定的にしているようです。

 

一見、ユニフォームには不釣り合いなギンガムチェック柄を何故ジュビロは取り入れたのでしょう?

それにはオフィシャルサプライヤーとのお互いの敬意が関係しているようです。

 

ジュビロのユニフォームはアドミラル(Admiral)というイギリスの老舗スポーツブランドが手掛けています。

1914年にイギリス海軍の制服製造からスタートしたメーカーです。

そのため、アドミラルという商号は「提督」を意味し、ロゴマークは「海軍提督の袖章」をモチーフにしたという、英国海軍にちなんだものとなっています。

 

1970年頃からはスポーツメーカーへと転身し、サッカーイングランド代表やマンチェスター・ユナイテッド、ラグビーの選抜チームなど多くのスポーツチームが着用するようになりました。

2010年代になるとゴルフ・テニス・バスケットボールの日本人プロ選手と契約を締結し、2022年からはジュビロ磐田とオフィシャルサプライヤー契約を締結しています。

 

そのアドミラル創業の地イングランド発祥のギンガムチェックを襟や袖に取り入れ、

「新たな歴史へ襟を正し、強く愛されるクラブへと進化を続けていく想いを込めています。」
(出典:2024シーズンユニフォームデザイン決定/ジュビロ磐田

との決意表明が含まれた2024年のユニフォームのようです。

 

 

ちなみに2023シーズンもイギリスを代表する印象的なタータンチェック柄でJ1への昇格を果たしましたね。

 

そんな遠州とイングランドが融合した2024ユニフォームが、オフィシャルショップに並ぶのはいつになるのでしょうか。


浜松に住んでいても、アパレルのお仕事をしていたりファッションに深い興味があったりしないと耳にしないかもしれない「遠州縞」「笠井縞」というワード。

ファッションにちょっと興味があれば聞いたことがある「ジャガード」「ギンガムチェック」というワード。

 

サッカーという意外な所から、地元の伝統産業に触れてみるのも良いかもしれませんね♪

 

 

ちなみに弊社でもギンガムチェックの制服(ユニフォーム)を扱っております。

前述のとおりキュートで可愛らしく、また親しみやすい印象になりますので、会社制服の業界では介護系や飲食系のユニフォームに使われることが多いです。

一度ご覧ください。


男女兼用ギンガムチェックシャツ八分袖

男女兼用ギンガムチェックシャツ半袖

ギンガムチェックボタンダウン長袖シャツ

ギンガムチェックボタンダウン半袖シャツ
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