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富士山の登山シーズン到来
日中に外に出ると「熱い」ではなく「痛い」と感じられる今日この頃、富士山ではやっと残雪が少なくなってきて登山に適した季節になりました。
富士登山に最適な時期は7月~9月と非常に短いのですが、今年も多くの登山者が訪れることでしょう。
静岡県側では、本日7月10日に山開きが行われ「富士宮ルート(富士宮市)」「御殿場ルート(御殿場市)」「須走ルート(小山町)」の3つのルートが開通しました。
一方、山梨県側では一足早く7月1日に吉田ルート(富士吉田市)の山開きが行われています。
登山者の目的地は同じ富士山頂ですが、例年それぞれの県で異なる日にちで山開きが行われるのは興味深いですよね。
さらに今年は静岡県側と山梨県側で決定的に異なるルールが導入されたのも、それぞれにどういう影響が出るのか興味深いですね。
新たな規制について
今年、山梨県側では新たな規制が導入されました。
この規制は、オーバーツーリズムの解消・環境保全・弾丸登山・軽装登山の防止を目的としています。
山梨県側の具体的な規制内容は以下の通りです。
●一日の登山者数の上限4,000人
●1人2,000円の通行料を徴収
●午後4時から午前3時までの間は登山道を閉鎖
一方静岡県側では、山小屋での宿泊の有無などを事前登録して、送られてくるQRコードを登山口で示すことで入山できます。
山梨県側と同様に弾丸登山の対策ではありますが、強制力がないためピーク時の混雑が懸念されています。
今シーズンはそれぞれ異なったルールで運用されるようですが、富士登山の問題は静岡・山梨共通ですので、最終的に良い落としどころが見つかればと思います。
気温の差に注意
先日、静岡市では今シーズン初めて全国で40℃を記録したのに対し、その数十キロ先の富士山では夏でも気温が氷点下になることもあります。
富士山は気温の差が激しいため、登山者は服装や装備に十分注意する必要があります。
アウトドア用品は命を守るための装備ですので仕方のない事ですが、世界的に有名なブランド品はかなり割高感がありますよね。
そこでおススメするのが、ワークウェアメーカーの高機能衣料です。
登山と同じく、ハードな現場での作業は命に関わりますので、登山とワークに求められる機能は似たところがあります。
とは言え、作業服メーカーには世界に名だたるほどのメーカーは少ないため、割安感を感じられるのも作業着メーカーの良いところです。
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天候が荒れることが多い山では、レインウェアに20,000mm程度の耐水圧が必要とされています。
詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください
耐水圧っていくつあればいいの?
富士山の登山シーズンは短いですが、その美しい景色と達成感は多くの人々を魅了しています。
今年も多くの登山者が富士山を訪れ、安全で楽しい登山を楽しむことでしょう。
新たな規制にも注意しつつ、富士山の自然を守りながら素晴らしい経験をしていただきたいですね。
富士山はその自然の美しさで人々を魅了しますが、働く人々はその技術や制作物などの美しさで人々を魅了してください。
経営者の皆様は、働く人々の安全を守りながら、素晴らしい商品やサービスを世に送り出してくださいね♪