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寒くなってくると気になるのが「静電気」。
ドアノブでバチッ、服を脱ぐとパチパチ・・・そんな不快な静電気は、実は仕事のしやすさや安全性にも影響します。
実はこの静電気、浜松市の冬の気候とも深く関係しているのです。
今回は、浜松ならではの気候特性を踏まえながら、ユニフォーム選び・着方・日常ケアの3つの視点から、静電気を防ぐための実践的な対策をご紹介します。
静電気が起こる原因

そもそも、静電気はどのようにして発生するのでしょうか?
静電気は、異なる素材同士が擦れ合い、電子が移動し電気のバランスが崩れる(帯電する)ことで発生します。
電子が一方に偏ることで電気がたまり、それが元に戻ろうとすることで放電します。
特に冬場は湿度が低く、電気が空気中に逃げにくいため、ユニフォームでも静電気が起きやすくなります。
化学工場・ガソリンスタンドなどの危険物や爆発物を扱う現場や、電気設備工事・精密機器工場などの静電気起因の引火・製品不良につながる現場では、静電気が致命的なダメージを与える恐れがあります。
特に作業服や事務服は、機能性重視で化学繊維が多く、静電気対策をしていないと「バチッ」が起きやすい環境なのです。
浜松は静電気が起こりやすい?

関東・東海の太平洋側は、冬の季節風の影響で空気が乾燥し、静電気が発生しやすい傾向があると言われています。
逆に、冬でも雨や雪が多い日本海側は、湿度が高いため、静電気が発生しにくい傾向があります。
我々の住む浜松はどうでしょうか?
太平洋側に位置する浜松は、「夏は蒸し暑く高湿度、冬は乾燥する」気候が特徴です。
特に、冬には北西の季節風である乾いた強い風「遠州のからっ風」が吹きます。
そして、静電気が発生しやすい条件は、気温が低く湿度が40%以下の環境と言われています。
これらの特徴や条件に当てはめると、12~2月頃の浜松は「静電気が発生しやすい気候」と言えるのです。
異素材の重ね着は要注意

静電気は、異なる素材同士が擦れ合い、電気が体や衣服に溜まることで発生します。
この「異なる素材同士」というのがポイントで、静電気が発生しやすい組み合わせ・発生しにくい組み合わせがあります。
例えば、プラスに帯電しやすいナイロンのコンプレッションインナーと、ポリエステルの作業着の組み合わせは相性が悪く、プラスとマイナスが擦れ合い、静電気が発生しやすくなってしまいます。
重ね着をする場合は、同じ帯電性質(マイナス同士、もしくはプラス同士)を持つ繊維の組み合わせが、静電気が起きにくいと言えます。
なお、どうしても異なる素材を重ね着したい場合は、帯電しにくい綿などを間に挟むと、静電気の発生を抑えられます。
ユニフォーム選びでできる静電気対策

●帯電防止・制電ユニフォームを選ぶ
最も効果的なのは、最初から静電気対策が施されたユニフォームを選ぶことです。
帯電防止加工や制電糸を使用した作業服は、衣服に溜まった電気を逃がしやすく、バチッとした不快感を軽減してくれます。
●インナーとアウターの相性を意識する
上記でも述べましたが、異素材の組み合わせを避けるのが一番簡単です。
もしくは、「間に綿を挟む」と覚えておくと簡単です。
冬は重ね着が増えるため、インナー選びも静電気対策の一部と考えましょう。
●柔軟剤は「適量」を守る
柔軟剤の使いすぎは、生地の毛羽立ちを招き、結果的に静電気を増やす原因になります。
毛羽立つと繊維の表面性が増え、摩擦による静電気が発生しやすくなります。
「静電気防止=柔軟剤を多く入れる」ではない点は、意外と見落とされがちです。
毛羽立ちについてもっと知りたい方はこちら
→毛玉と毛羽立ちの違いとは?
まとめ
浜松市の冬は乾燥・風・晴天が重なり、静電気が起きやすい気候です。
静電気対策は、その場しのぎではなくユニフォームの素材・機能・着用環境をトータルで考えることが大切です。
だからこそ、
・帯電防止・制電ユニフォームの導入
・重ね着を前提とした素材選び
・洗濯方法の見直し
これらを意識することで、冬場の不快感やトラブルを防ぐことができます。
ユニフォームは、毎日の仕事を支える大切な道具。
浜松の気候に合った一着を選び、快適な冬を過ごしましょう。
ポリエステル系インナー
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綿(コットン)系インナー
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ナイロン系インナー
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