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「ベスト?長袖?」「ペルチェ?ファン?」迷ったら読む完全ガイド

夏の暑さが年々厳しくなる中、空調服や冷却ウェアは現場作業だけでなく、物流・製造業・農業・建設業など幅広い職場で欠かせないアイテムになっています。
しかし実際には、
「ベストと長袖はどちらが涼しい?」
「ペルチェとファンは何が違う?」
「どのメーカーを選べば失敗しない?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、現場環境や用途に合わせた「失敗しない冷却服の選び方」をわかりやすく解説します。
形状から選ぶ
空調服には主に「ベスト」「半袖」「長袖」の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
現場責任者や経営者は、腕の日焼け対策が必要か、炎天下での使用時間は長いかなど、使用環境を想定し、自社に合った形状はどれなのかを知りましょう。
| ベスト | 半袖 | 長袖 | |
| 軽さ | ○ | △ | × |
| 動きやすさ | ○ | △ | × |
| 肌の保護 | × | △ | ○ |
| 室内作業 | ○ | ○ | △ |
| 屋外(炎天下)作業 | △ | △ | ○ |
【ベスト】タイプ
こんな方におすすめ
●とにかく軽さ重視
●動きやすさ重視
●倉庫や配送業務
●室内作業や運転操作も多い(サイドファン推奨)
●少ない風量でも涼しさを感じやすい
注意したいポイント
●腕には風が流れない
●日焼け対策には向かない
腕が自由になるため作業性は抜群。
集中的に冷やしたい背中と首にしっかりと風が流れる構造。
当店では最も人気の高い形状ですが、腕は直射日光を浴びる構造ですので、中に長袖コンプレッションを着用するなどの日焼け・怪我防止対策が必要です。
また、腕を露出しているので、屋外で長時間作業する場合は半袖や長袖の方が涼しく感じることもあります。
【半袖】タイプ
こんな方におすすめ
●屋外作業、室内作業両方ある
●ベストでは物足りない
●動きやすさも欲しい
●見た目にもこだわりたい
注意したいポイント
●長袖ほど風が循環しない
●腕の日焼け対策は限定的
●袖がパタパタする可能性あり
ベストの良いところと、長袖の良いところを合わせたのが半袖です。
長袖ほど動きを妨げず、多くの職種でバランス良く使えます。
腕まで風が流れるため、ベストより冷却効果を感じやすいのが特徴です。
ベストだと脇から風が抜けると感じる方もいるようですが、半袖だと確実に脇まで風を感じられるという方もいるようです。
ただし、袖口が大きいデザインや腕が細い方は、袖口がパタつくのが気になる場合があります。
【長袖】タイプ
こんな方におすすめ
●建設現場
●農作業
●炎天下作業
●日焼け対策もしたい
●溶接や研磨などで肌を保護したい
注意したいポイント
●他のタイプよりやや重い
●休憩中(電源を切った時)はとても暑い
●袖が邪魔になる場合がある
風が袖先まで循環するため、冷却効果を最大限に発揮できます。
また紫外線対策や汚れ防止にもなるため、屋外作業では根強い人気があります。
しかし、衣服内の空気量が多く、袖の先まで風を送る必要があり、空気を循環させるには大きな風量が必要です。
とはいえ、最近のモデルは高出力化が進んでいるため、そこまで気にしなくても良さそうです。
冷やし方から選ぶ
空調服と聞くとファン付き作業服を思い浮かべますが、実は「ファン付き」だけじゃないんです。
近年は様々な冷却方式が登場しています。
現場環境によって最適解は変わります。
ファン式
空調服やエアークラフトを代表とする、最も普及している冷却方法です。
服の中に風を送り込み、汗の気化熱を利用して体を冷やします。
こんな方におすすめ
●一般的な屋外作業
●コストを抑えて暑さ対策したい
●長時間使用したい
●多くの種類の中から選びたい
注意したいポイント
●粉塵を巻き上げる現場には向かない
●酷暑・熱風環境では効果が下がる
●音が気になる場合がある
20年以上の歴史があるファン付きウェアは毎年改良され続け、種類やデザインも豊富です。
ただし、粉塵や火気のある現場や音が気になる現場には向いていません。
ペルチェ式
小型冷蔵庫やPCの冷却装置にも使われている技術で、金属プレートが直接体を冷やす仕組みです。
首や背中をピンポイントで冷却できます。
こんな方におすすめ
●即効性のある冷却を求める
●首元や背中を集中的に冷やしたい
●ファンの風だけでは物足りない
注意したいポイント
●バッテリー消費が比較的大きい
●風量が物足りなく感じる場合がある
ペルチェとファン両方を稼働させる必要があるため、必然的にバッテリーの消費は大きくなります。
どちらか一方での運用もできますが、冷却度合いは減少します。
水冷式
こんな方におすすめ
●溶接や炉前作業
●製鉄・鋳造関連の現場
●粉塵が多いなどファン付きウェアが使えない職場
注意したいポイント
●水や氷などの準備が必要
●ファン付きウェアより重量が増える
●定期的なメンテナンスが必要
モバイルバッテリーなどを電源とし冷水を循環させるタイプや、水の力だけでやさしく冷却するタイプなどがあります。
カビやニオイ対策の観点から、水抜きや乾燥などのメンテナンスが必要となります。
保冷剤式
こんな方におすすめ
●食品工場
●医療・介護施設
●接客業
●静かな環境で働く方
注意したいポイント
●保冷剤が溶けると効果が弱くなる
●長時間使用には交換用保冷剤が必要
●冷却力は外気温の影響を受けやすい
風や音が全くないのところが最大のメリットです。異物混入や接客時の騒音の心配がありません。
ただし、長時間保冷するためには大きな保冷剤が必要となり、その分重量も重くなります。
ブランドから選ぶ
自分に合ったタイプが見えてきたら、次に気になるのが「どのメーカー・ブランドを選べばいいのか」という点ではないでしょうか。
実は同じファン付きウェアでも、ファンの風量を重視するブランド、バッテリーの信頼性を重視するブランド、ウェアのデザイン性に優れたブランドなど、それぞれに特徴があります。
もちろん、お手持ちのデバイスがある場合は、同ブランドの服だけを買い替えすれば費用が抑えられます。
また近年は、ペルチェや水冷など新しい冷却方式を採用した製品も増え、選択肢はますます広がっています。
ここからは、用途や重視したいポイント別におすすめのブランドをご紹介します。
【エアークラフト】
人気で選ぶならプロ職人から圧倒的支持の「エアークラフト」
こんな方におすすめ
●人気ブランドを着たい
●ウェアのデザイン性も重視したい
注意したいポイント
●人気商品のためシーズン中は品薄になりやすい
●モデルチェンジが頻繁なため買い替えコストがかかる
【空調風神服】
信頼性で選ぶなら日本製バッテリーの「空調風神服」
こんな方におすすめ
●アフターフォローが充実したブランドを選びたい
●豊富なラインナップから選びたい
注意したいポイント
●デザインより機能重視のモデルが多い
●種類が多く、どれを選べばよいか迷いやすい
【エアセンサー】
最大風量で選ぶなら驚異の大風量「エアセンサー」
こんな方におすすめ
●とにかく風量重視
●暑さの厳しい現場で使いたい
注意したいポイント
●強風運転時はバッテリー消費が早い
●風量が強いため環境によっては音が気になる
【空調服】

実績で選ぶならEFウェアのパイオニア「空調服」
こんな方におすすめ
●実績のあるブランドを選びたい
●機能性を重視したい
注意したいポイント
●モデルチェンジが少なく最新性能を求める場合には不向き
●デザイン性より機能性を重視する傾向が強い
【冷蔵服】
広範囲を冷やすなら大型ペルチェ搭載の「冷蔵服」
こんな方におすすめ
●ペルチェの冷たさを重視したい
●広範囲をしっかり冷やしたい
注意したいポイント
●稼働時間が短め
●本体重量はやや重め
【エクスフローズン】
効率良く冷やすなら冷却と風を両立した「EXフローズン」
こんな方におすすめ
●どれを買えば良いのか迷ってしまう
●バランスよく冷やしたい
注意したいポイント
●バランスが良い故、物足りなさを感じる
【ボルトクール】
初めてペルチェを試すなら低価格でシンプルな「ボルトクール」
こんな方におすすめ
●コストを抑えて導入したい
●初めてペルチェを試したい
注意したいポイント
●上位モデルと比べると冷却範囲は限定的
●高機能モデルほどの冷却力はない
【アクアテック】
ファン付きウェアが使えない現場なら水の力で優しく冷やす「アクアテック」
こんな方におすすめ
●ファンが使えない現場
●環境配慮に積極的な企業
注意したいポイント
●毎日水の準備が必要
●ファン式より手間がかかる
【クーリングベスト】
音・風が気になる環境なら保冷剤で内側から冷やす「クーリングベスト」
こんな方におすすめ
●音や風が気になる環境
●手軽な暑さ対策をしたい
注意したいポイント
●保冷剤交換が必要
●炎天下の長時間作業では冷却時間に限界がある
まとめ
空調服・冷却ウェア選びで大切なのは、一番人気の商品を選ぶことではなく、「働く環境や作業内容に合った一着を選ぶこと」です。
軽さや動きやすさを重視するならベスト、バランス重視なら半袖、冷却性能を求めるなら長袖。さらに、ファン・ペルチェ・水冷・保冷剤など、それぞれの冷却方式にも得意な環境があります。
また、ブランドごとに風量や冷却性能、バッテリー性能、デザインなどの特徴も異なるため、「何を重視したいか」を明確にすると選びやすくなります。
「どれを選べばいいかわからない」「自社の現場にはどれが合う?」とお悩みの方は、ぜひ玉川産業へご相談ください。現場環境や作業内容をお伺いし、最適な暑さ対策をご提案いたします。
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今年の夏も、自分に合った冷却ウェアで、安全・快適に乗り切りましょう。
















